ラフロイグ10年カスクストレングス　バッチ12 2020年限定販売のバッチ12です。 個人的には、ラフロイグバッチシリーズでは一番高い評価をしています。 早速の風味です。 ブラックベリーやレーズンの甘い香りと酸味がかった香りが一緒に現れ、オーキーさをまとった圧倒的なヨード香やヴァニラ。 味はホットでリッチながら、爽やかな突き抜ける感じもあり複雑。オイリーで潮っぽさやヨードが鼻孔を抜けていくのをはっきりと感じます。麦感もしっかりとあり、少し焦げ感も。そして、何よりもパワフル。 これを飲むと、通常のラフロイグ10年が薄く感じてしまうので、一緒に飲まない方がいいかもしれません（当然ですよね）。 ラフロイグバッチシリーズは他のシングルモルトバッチシリーズと同じで（有名なところではスプリングバンク12年）、販売されるごとにアルコール度数が変わります。 今までバッチ14まで発売されましたが、このバッチ12が唯一アルコール度数が60％を超えています。次がバッチ4、11、14が同順位の58.6%。このバッチ12がよりパワフルに感じるのは、そういう理由があるのかもしれません。 もちろん、アルコール度数が高ければ良いというわけではありませんが、このバッチ12は、それが良い風味に繋がっていると思います（特に余韻の長さ）。 正規品の販売が無いため、なかなか手に入り難いラフロイグ10年カスクストレングスバッチ12をこの機会にいかがでしょうか。 未開封・箱なし・700ml・60.1％ 日に当たらないように冷暗所に縦置きで保管していました。自宅保管なので、その点をご理解の上購入をお願いします。 諸般の事情により急に削除する可能性がありますのでご了承ください。